たまりば

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本棚の隅の故郷

こんばんは。みのりんです。
今日は、外を歩いてるとぼーっと気持ちよかったですね。なんかマンションの一階のせいか事務所のほうがうすら寒く、本の値札剥がしながら、早く5月頃にならんかなーと思ったりしてました。
ブックレビューではないんですが、こんな本出てます。僕は、去年読んでまんま棚の隅に置いてました。
僕は、この町の出身でしかも著者と同じ高校の出です。一般的にはとてもいいとは言えないイメージの町なんですが、僕もこの町で生まれ、親父や母にぶん殴られて育ててもらい、勉強あんまりせず、酒煙草を覚え、悪いことしたり、女の子と遊んだり、バイトしたり、両親に反発したおかげで、イッチョマエに故郷とよべるんかな?まだ未だにわからへんのですが。
この本がとくに気に入ったわけではない。また芸能本か位しか思わなかった。ただ、同郷のいわゆる「あまりかん」にとっては、薄められた内容でも、故郷の体温が少しよみがえる。
真冬の早朝、日雇いのおっちゃんが、近くの三角公園で焚き火してた。夕方、銭湯はむせかえるような汗の臭いで一杯だった。刺青の展示会。それから、夜遅くまで飲んだくれる人。道で寝てる人。
もう今はあのあたりもすっかり変わってしもたらしい。ドブ川は埋め立てられ、トンボももういない。
もうどれくらいあのあたりに戻ってないのだろう。そこにはただ風が吹いているだけー。だれか歌ってましたっけ。



  • 2008年03月11日 Posted byみのりん at 23:55 │Comments(1)

    この記事へのコメント
    オーナーへのメッセージ発信しました。
    Posted by 宮本 俊英 at 2008年03月12日 21:41
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